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クラシック音楽はこれまでに、様々に宇宙を描いてきました。
そもそも、事始めが西欧文化の基礎となる古代ギリシャの哲学者、ピタゴラスが発想した「天球の音楽」。宇宙というものは数の原理に基づき、音楽はそれを体現するというアイディアは、通奏低音のようにクラシックの根底に流れているのです。
しかしながら、「宇宙」そのものをテーマにした楽曲は、クラシックにおいて実は数多くあるわけではありません。ホルストの『惑星』がその代表格で、作曲者のマーラー自身が「想像してください。宇宙が鳴り響き始めるのを。それは、もはや人間の声ではなく、惑星や恒星なのです。」と語った、交響曲第8番『千人の交響曲』などがその代表格。
海や水、英雄に展覧会の絵など地球上に存在するあらゆる事物をテーマにしてきたクラシック音楽も、それが「宇宙」だとちょっと心許ない。何せ私たちは数人の宇宙飛行士を除いては、宇宙を体験していないのですから、致し方ないことなのかも。
というわけで、爆クラ! Presents クラシック体感系の第二弾は、-宇宙と時間編-というタイトルでお送りいたします。
昨年3月に東京 Bunkamuraオーチャードホールにて開催された第一回目に続き、テクノDJ/プロデューサーの第一人者であるジェフ・ミルズと東京フィルハーモニー交響楽団の共演を実現。そして、その楽曲は氏のオーケストラピースの最新作である、壮大な交響組曲『Planets』です。
Planetsすなわち惑星。ジェフ・ミルズはこれまでも「宇宙」をモチーフとしたテクノジャンルの作品を作ってきており、彼独特の電子合成音、リズムやその構造が物語るタイム感覚は、およそ地球上の音と音楽の常識を越えており、彼をして「宇宙人」というニックネームがつくほど。
そして今回、指揮者に抜擢されたのは、東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者である、アンドレア・バッティストーニ。2012年ミラノ・スカラ座歌劇場に史上最年少でデビューを果たし、現在、29歳。同時代の最も注目すべき指揮者として国際的に注目を集めている若き才能です。
DJ/クラブ、エレクトロミュージックに存在する独自の音響世界ををオーケストラに見事に喚び生けることに成功した、音による「宇宙の旅」感覚を、レスピーギを得意とする若きマエストロがいかに創り上げていくか?! この真剣コラボはひとつの音楽における事件と言ってもいいでしょう。
会場に選ばれたのは、フェスティバルホール(大阪)とBunkamuraオーチャードホール。特に前者は、クラシック音楽界ではその音の響きに非常に定評のあるホールなので、見逃せない一夜になるのではないかと思います。
このコンサートは、2011年の5月から、西麻布のライブハウス「新世界」で行われている、クラシック音楽のトーク&リスニングイベント『爆クラ』のリアルライブという位置づけでもあります。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、というもくろみのもと、ミーハーあり、楽典あり、地理歴史あり、官能あり、とあらゆる文化的切り口でクラシックを紹介し、愉しんできました。クラシック音楽をより自由にするこの試みを通して、みなさまと音楽の間にのっぴきならぬ絆ができることを切に祈っています。
湯山玲子
SS席 | S席 | A席 | |
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PRICE | ¥8,800 | ¥7,800 | ¥6,800 |
PRICE | |
SS席 | ¥8,800 |
S席 | ¥7,800 |
A席 | ¥6,800 |
*全席指定、税込
*未就学のお子様はご入場をお断りさせて頂きます。何卒ご了承ください。
当日券の窓口での販売はございません。
イープラス当日引換受付 2/22(水)12:00~2/24(金)17:00
http://eplus.jp/jeffmills-tpo/
終了しました。
前売り券販売終了 | |
イープラス | http://eplus.jp/jeffmills-tpo/ |
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ローソンチケット | [東京] 0570-084-003(Lコード:32558) [大阪] 0570-084-005(Lコード:53602) http://l-tike.com/jeffmills |
チケットぴあ | 0570-02-9999(Pコード:[東京] 318-555 [大阪]318-261) httphttp://w.pia.jp/t/bakucla-t/ |
ミニマルはテクノの得意分野ですが、クラシックの世界もそのアプローチを続けている近代作曲家がいます。それが、ジョン・アダムス。指揮者のバッティストーニが、この難曲(リズム感覚、速度など演奏者にとっては、難易度高し)をどう表現するのか?! オーケストラにおけるミニマルミュージックの音響を堪能してください。
誰もが一度は耳にしたことがあるピアノの名曲。印象派ならではの浮遊感と映像的な美しさに溢れたこの名曲は、実はオーケストラ編曲版も素晴らしい。太古の昔から、夜空の主役である月は、地上の人間たちの心に激しい感情を呼び起こし続けていますが、そんなある種、文学的な「心の宇宙」を感じていただければ幸いです。
前回のジョン・ケージ:「4分33秒」に並ぶ、爆クラ! presentsならではの問題作実演コーナー(笑)。指揮者の指示に従って100台のメトロノームが動きを始める。さて、そのカチカチという「音たちは」どんな経過と結末を迎えるのか。ゾウの感じる時間とネズミの感じる時間が違う、という生物の体感時間が頭をよぎります。
声明や雅楽など、日本の伝統的音楽の響きとテクスチャーを交響曲に意欲的に取り組んだ黛敏郎の代表的作品のひとつ。アジアの中の日本の音楽が持つ、独特のタイム感や響き、いわば宇宙観といったものが、どうオーケストラに召喚されているのかが聴き所。バッティストーニの感性がこの響きをどうとらえるのかにも注目したいところです。
*曲目は変更になる可能性があります。ご了承ください。
パリ万博でのガムランがドビュッシーに大きな影響を与えたように、クラシック音楽は外部を貪欲に取り入れて発展してきた。そういう意味で、ジェフ・ミルズの試みは興味深い。
ところでリゲティのあの曲は素晴らしいけれど、メトロノームはやはり昔の木製のものでやってほしいな。
坂本龍一
(音楽家)
ループという技術はわずか数小節の素材で音楽を奏でることが出来る。かたやループをやめない限り演奏時間は無限大である。音楽の最軽量化と最大化、ジェフ・ミルズの音楽はまさにそれを極めたような世界だ。しかしこれを人が演奏したらどうなる?しかもフルオーケストラで。一度こいだら止まらないブランコがあったら?不安や強迫観念までもが隣り合わせる、かつてない音楽体験である。
岩井俊二
(映画監督)
ジェフミルズ「PLANETS」は宇宙を、空想ではなく確かな手触りとして認識させられるようなアルバムでした。
DJとオーケストラのコラボレーションも、かつて夢見られたような想像の範囲に収まるものではなく、触れたことのない質感を聴けるのではないかと思うと大変楽しみです。
空間現代
(アーティスト)
音も映像もチェックしたけれど、世の中には"この目で見ないことには何ともコメントのしようのない音楽"があるのだなぁと。しみじみ実感してしまった次第である。
なのでナマを観にゆくことに決めました。
それにしてもTR909(笑)!
近田春夫
(ロックンローラー)
「MIX-UP」シリーズでの衝撃に始まり、様々なチャレンジで進化を遂げ続けるジェフ・ミルズの究極ライブ!
モンペリエで行われたオーケストレーションから約10年。あの感動を再び体験できることに、ワクワクが止まりません!
Techno Bar dfloor
(テクノミュージックバー ドフロアー)
ひとりで奏でる音楽があり、人と一緒にやる音楽があり、音源を加工してつくる音楽がある。
ひとりでできることがあり、大勢でできることがある。
JFがオーケストラとコンサートをやるのは、単独とはべつの時間と空間をたちあげるため。
そして、ひとりひとりのオーケストラのメンバーのからだを動かそうとするから。
人、人びとと音楽を一緒にやるために「曲」がある。
「曲」があれば、語り方は違っても音楽は一緒にできる。
JFが教えてくれるのはこのことだ。
小沼純一
(音楽・文芸批評家 / 早稲田大学文学学術院教授)
テクノミュージック、いや、これは音楽そのものの新時代を画する究極のコラボレーション!
坂尻憲治
(Wonderful Noise Productions 代表)
イノベーションは一見関係のないもの、遠い存在だと思われていたものの組み合わせから生まれる。
テクノとクラシック。この組み合わせによって、まだ体験したことのない世界をぜひ味わってみたい。
浜田敬子
(AERA前編集長)
交響楽団という究極のアナログな手法と最先端のデジタルミュージックの融合・・・あのストイックに反復するリズムを正に対極にあるもの同士が如何なる調和を聴かせてくれるのかとても楽しみである・・・
DJ TANKO
(DJ / Producer)
成人してから一度もクラッシックの生演奏を聞いたことがない。「ボクには高尚すぎる」と半ば諦めていたが、バラエティ番組で出会った湯山玲子は、この結界を破るナビゲーターとなった。彼女はボクの楽屋へおとなうと一枚の招待状とCDを置いた。
DJとオーケストラの共演。高揚する反復とビート……。
音楽とは豊穣であり、ジャンルの壁を作ることがない圧倒的快感そのもの。そして老若男女、誰にでも、その宇宙への扉を開いている……。
そのことわりを音楽がボクに語りかけてきた。
そして、これは「体感すべきもの」であることを確信した。
水道橋博士
(芸人 / 浅草キッド)
テクノのレジェンドであるジェフ・ミルズさんと今をときめくバッティストーニ×東京フィルによる今回の試みは、クラシックに留まらず音楽全体の楽しみ方と聴き手のすそ野を広げたい、そんな想いが込められていると思います。
テクノとオーケストラが引き起こす化学反応と、私たちがアニメーションとクラシックの名曲を布袋寅泰さん、tofubeatsさん、つんく♂さん達による再創造で目指した化学反応はアプローチの方法こそ違えども、魂の根幹はきっと一緒。
そして、その先にあるのは新たな音楽の未来!!!ワクワクが止まりません。
生地俊祐
(株式会社バンダイナムコピクチャーズ TVアニメ「クラシカロイド」プロデューサー)
*クラシックを題材にしたTVアニメシリーズで毎週土曜日17:30~ NHK Eテレにて放送中!
初めて見たのはエキシビジョニストでのターンテーブル3台使い。
そして遡るとdjウィーザードだったり、根っからのテーブリストのジェフミルズが到達したオーケストラと奏でる宇宙表現!!!
まさに必聴必見♬
DJ HI-C
(KIREEK)
このリアルライヴはマシンミュージック探求の一つの道標である。
onomono
(THA BLUE HERB)
ジェフ・ミルズ。
私の好きな音楽家は、宇宙観(世界観)が広がる音世界を創造出来る人達でジェフミルズはまさにその代表格である。
ミニマルオーケストラ!今回はどんな世界に連れて行ってくれるのでしょう。楽しみ!!
森本晃司
(アニメーション監督/ アニメーター)
「戦慄と恍惚の養老天命反転音!!!!!!!」
ジェフ・ミルズ × 東京フィルハーモ二ー交響楽団の第2弾が開催!?しかも指揮はバッティストーニ!?これは事件だ!!!!! 果たして世のテクノアーティストは何故クラッシックに挑むのか?そういえばデリック・メイは、「Strings of Life」をフランチェスコ・トリスターノにカバーされ、二人は去年、モントルー・ジャズ・フェスティヴァルで共演した。エイフェックス・ツインのリチャード・D・ジェイムズは、もし今後ライヴをやるならば、フルオーケストラでの演奏にしか興味がないと言っていたらしい…。更には、ルーマニアのペトレ・インスピレスクも、オーケストラを交えたプロジェクト「πEnsemble」を一昨年立ち上げた。
エレクトロミュージックの音響空間を人力で時空描写!!!!!!!!!! 約半世紀前、冨田勲先生がMOOG III-Cでドビュッシーや、ホルストや、ムソルグスキーに"スイッチト・オン”した、そのコンセプトが逆さに海老反ったかのような昨今の"養老天命反転音"現象(Respect to 荒川修作)これは一体、何を意味するのか?!!!!! 例えば、セックスピストルズの映画「グレイト・ロックンロール・スウィンドル」のオープニングで響き渡った、交響曲仕立ての「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」を浴びて、心から体全体へと旋律が走ったあの感覚は一体何だったのだろう!? ユースカルチャーのアンセムをフル・オーケストラで演奏することにより、鋭利に尖った最前衛にトレンドを超越した普遍性が融合し、突如として高尚で壮大な世界観に包まれてしまう、そんなアンビバレンスな恍惚が正体なのか…!?ならば、テクノアーティストに限っては"ベッドルームで産声を上げた21世紀のマシンソウル”というデトロイトの称号が示すように、テクノは身体性を放棄してきた音楽であった故、尚、より一層、複数の生身の人間から編成されたオーケストラによる演奏は、逆説的エクストリームとして享受することができるのではないか….いや、本当のところはどうでしょうかww?教えて、湯山玲子先生!教えて、ジェフ・ミルズ教授!!!!!!!
僕は、箪笥(たんす)と炬燵 (こたつ)を質に入れてでも、ジェフが起こす、このパラダイムシフトを必ず体験しに行くつもりだ!!!!!!!
宇川直宏
(DOMMUNE)
ジェフさんはまさに新しい音楽を創造している。こういう音楽を聴くと、大きな希望を感じるんです。クラシックとエレクトロニック・ミュージックの融合は、多くの人々が関わっていくことでより自然なものになっていくでしょう。新しい試みであるにもかかわらず、僕はジェフさんの音楽を、違和感なく自然に感じられるのです。
五嶋龍
(ヴァイオリニスト /「題名のない音楽会」[テレビ朝日系列] 司会)
ミルズ氏の姿を初めて目撃したのは96年のリキッドルーム。歌舞伎町の雑居ビル7階のEVから降りて来た同氏と鉢合わせして、息が止まりそうだった。ブース上から眺めたターンテーブルさばきにはより驚愕。あのCLUB VENUSでテクノ観が変わった音楽ファンは多い。今度は音楽観自体を覆してくれるのかも知れない。
POWDA
(motif inc. / THE CHILLAZ)
Superb!!! Jeff Mills × Tokyo Philharmonic Orchestra!!
I've been waiting for this moment!!
ヴェルディのレクイエム × tranceを聴いたあの日から、ずっとこんな特別なコンサートを待っていた‼︎
柴咲コウ
(女優 / 歌手)
ジェフ・ミルズさんと東京フィルハーモニー交響楽団のコラボレーションを初めて拝見したのは、両親と墓参りに向かう車の中で観た『題名のない音楽会』でした。
運転していた父に頼んで音量を上げてもらったのを覚えています。
共演させていただけるのが、とても楽しみです。
U-zhaan
(タブラ奏者)
人類最大の謎『宇宙』。
我々はどう誕生し、どこへ向かっているのか。
ジェフ・ミルズの最新作「Planets」に、その答えが潜んでいるのかもしれない。
TeddyLoid
(motif inc. / EVIL LINE RECORDS)
ギャラクシー・ソウルの最新アップデイト公演! 宇宙人とオーケストラが奏でる惑星の響きに期待します。
大谷能生
(批評家 / 音楽家)
いつも楽しみにしているジェフ・ミルズ先輩の新作。ダンス・ミュージック・シーンが成熟し保守化する中で、新しいフィールドにチャレンジし続けている唯一のビッグ・ネーム。この前代未聞のカップリング・リリースでは、エレクトロニック・バージョンを聴いた後にオーケストラ・バージョンを聴くとその変化の度合いが楽しめる。まるでサナギが蝶に羽化するかのような。これをまたライブでプレイするというのがスゴい。音響的にも共同作業的にも、DJとオーケストラが有機的にセッションするというのはまさに彼にしかできないことだと思う。
KEN ISHII
(テクノアーチスト / DJ)
観客を、オーケストラを、熱狂の渦に巻き込み続けてきた天才・バッティストーニが、黛敏郎とジョン・アダムズを初披露し、ジェフ・ミルズの新作『Planets』に挑むと聞いて興奮が抑えられなかった。
ジャンルとジャンルの融合は、お互いの良さを掻い摘んで、最大公約数を求めるように仕上げたら、正直ちっとも面白くない。しかし、今回のクラシックとクラブ・ミュージックの融合は、誰も想像だにしない公倍数の体験ができる歴史的な公演になるだろう!
坂入健司郎
(指揮者)
Jeff Millsと東フィル、昨年見に行けなかったので今年は絶対見に行きたいですね。Jeff先輩の今と楽器達の融合を見るのが今から楽しみです。やる側はもっとエキサイトしていることでしょう!僕もいつかやってみたい!
DJ KENTARO
(音楽家/ DJ/ DMC世界チャンピオン)
ジェフ・ミルズとフランス、モンペリエ国立管弦楽団との映像を初めて見たときの興奮は今でも覚えてまして、とにかく色んな面において実験であり、チャレンジであったのではないでしょうか。あれから12年後の現在にして、さらに進化したものがここ日本で観れる! これを生で体現できる機会に本当に感謝ですし、楽しみでなりません。
Yoku
(DJ / Producer)
幼少期の頃に10年間経験したクラシックバレエと成人してからテクノDJとしての10年間。クラシカルミュージックとテクノで踊り続けてきた今...遂にその二つの別世界を融合させ、交響楽団と結成したジェフ・ミルズ巨匠。
いつか必ずこの夢の融合が訪れると予想と期待はしてましたが早々とジェフが実現させてくれました。オーケストラとエレクトロニックの完璧なるミックスダウン。もう音楽に境界線なんてものはないと気づかされました。
本公演がとても楽しみです。
ELLI ARAKAWA
(DJ)
クラシックとテクノという人類の作り出した異質な音楽が奏でる時空を超えた問いかけ。2/25、今からとても楽しみです。
澁谷忠臣
(アーティスト/ イラストレーター)
なんなんだろうこれは!?
エレクトロなクラッシック??クラッシックとは違うの??
畏まって聴くの?踊って良いの?どうなの??
想像がつかない!
考えません、本能で感じに行きます!!
佐武宇綺
(歌手/ 9nine)
フランス居住後の地元楽団、モンペリエ国立管弦楽団との邂逅をはじめ、テクノとクラシックやコンテンポラリーアートとの合流を探ってきたジェフ。今回は東京フィルハーモニーと合体、タクトを揮うのはバッティストーニということで、生き物のように変化する楽団の今回はさらにアップデートされると期待!
SEKITOVA
(Producer/ DJ)
世紀の共演!21世紀のクラシック音楽界を牽引するバッティストーニの新たな挑戦!
アンドレア・バッティストーニは、クラシック界に旋風を巻き起こしているイタリア人若手指揮者である。イタリア人ならではの歌心、音色の美しさに加え、並外れたスケール感、絶妙のバランス感覚、ずば抜けた知性によって組み立てられた「バッティ流」のオペラやオーケストラ音楽は、最初の一音から聴き手を引きつけて離さない。加えてバッティストーニの音楽には、趣味のハードロックで培ったリズム感や、生まれ故郷のヴェローナの古代劇場で行われる壮大なスケールのフェスティバルで身につけた、幅広い層に訴える間口の広さがあるのだ。彼の音楽が聴き手を熱狂させるのは、もっともなのである。
そんなバッティストーニが、ジェフ・ミルズの最新の名曲に挑戦する今回のコンサート。あらゆる音楽ファンにとって、レジェンドになるのは間違いない。
加藤浩子
(音楽物書き)
元々はHIPHOP DJのスキルも持っているジェフ・ミルズ。TECHNOを通って東京フィルハーモニー交響楽団とどんなところまで行ってしまうのか、僕も同じDJとしてその進化の先にめちゃくちゃ興味があります。
この目で観たい!
DJ BAKU
(Producer / DJ)
宇宙とクラブミュージックとクラシック。
ジェフミルズのすべてがクラシック音楽に昇華されて、”宇宙”を”音”に通して感じさせてくれるのはこの方しかいないと思います。
本物と本物がコラボレーションすることで想像の限界を超える新しい宇宙の鳴動を体感させくれると期待しています!
それをいち早くライブで楽しめる本公演が楽しみでしかたない!!
VJ KOZEE
(空間演出家/ VJ)
"Jeff Mills / Blue Potential - Live with Montpelier Philharmonic Orchestra"発売より早11年。僕がこのアルバムと出会ったのはその4年後の2010年でした。当時18歳だった僕はこのアルバムに感銘を受け、テクノxオーケストラという試みに多大なる刺激を受けたのを覚えています。24歳になった今、こうして東京で彼の新作"Planets"を肌で感じる事ができるとは思っても見ませんでした。Jeff Millsの音楽への飽くなき探究心に、心より敬意を表します。
REN
(DJ)
デトロイトの地下から宇宙へ飛ばされるような超人的なDJプレイで熱狂させた初来日時から、いつでも私たちの想像するレベルを上回るサウンドと活動で驚かせてきたジェフ・ミルズ。音楽でもアートでも、最先端を走り続ける人たちは、誰もが“ありえない”と思うモノや組み合わせを天才的な手腕で“アリ”に変えてしまう。だから、カッコいい。20世紀にホルストや冨田勲が表現してきた“惑星(Planets)”を、ミニマル・テクノの鬼才がフル・オーケストラとともに21世紀に更新する。ゴージャスでクロス・カルチャーな“2017年宇宙の旅”に期待しています!
谷 千鶴
(シーアンドワイ株 代表取締役)
オーケストラとクラブミュージックの融合。
なんてワクワクする響きでしょうか。
初めての体験が約束されているこんな貴重な瞬間に立ち会えることは
音楽家としてこれ以上ない喜びです。きっと忘れられない一夜になることでしょう。
一体どんな宇宙が見られるのかとても楽しみです。
KiWi
(Producer/ Composer)
JEFF MILLSの繊細なMixテクニックから生まれるテクノとオーケストラの奏でる音が融合したら、上品でずっしりと芯のある音に包まれていくことを予感させます。80年代からシーンを牽引するJEFF MILLSが2017年はどんな音の宇宙に連れて行ってくれるんだろう。ゾクゾクします。
木村和史
(映像監督/VJ)
私には地球や生物の生誕を連想させるような作品に感じました。このアルバムは広大な宇宙に重いを馳せることができる、数少ない作品だと思う。アルバムが公に出た際は何度も聴いて自分なりのPlanetsを想像していきたい。
田上幹貴
(会社員)
まず頭から感じたのは畏れ。全身に音が浴びせられて本当にホルストと違う新しい星の形を描き出してくれたと思います。(ホルストのも本当に好きな作品です。)壮大な音の世界をこのような環境で聴けてよかった。2月が楽しみです。
HN
ジェフ・ミルズ特有の少しダークな宇宙観(音色の面で)が今作でも発揮されていたと思う。私自身はデトロイト周辺のテクノを好んで聴き、クラシックに関しては無知ですが、これを機にクラシックも聴いていきたいと感じた、又、こういった生音を使ったテクノ(ダンスミュージック)をリリースしてほしいという期待もあります。
前川和也
(大学院生)
Jeffの言葉の通りクラシックとエレクトロニックの境が非常にシームレスで、途中途中、この音楽のジャンルは一体なんだろうと不思議な気持ちになりました・・
N.S.
(音楽メディア)
Jeff氏が理想とするものに最も近づいた作品になったと思います。次回作も楽しみです。
星川慶子
(JetSet Records)
イノベーションは一見関係のないものエレクトリックミュージックのそして音楽の新しい世界を超えたように思います。芸術とも科学とも数学とも融合して本当にエレクトロニクスという言葉が一つに結集した感じに思えました。
シロタサユリ
(会社員)