『銀河鉄道999 シネマ・コンサート』は、2021年2月に東京・大阪で初演、6月再演、11月に劇場版2作品一挙2上演、22年1月に大阪での再演と開催し、松本零士作品を愛する多くの方々からご好評をいただいてきました。追悼公演は、松本零士が少年時代を過ごしたゆかりある地・北九州と東京で開催。
シネマ・コンサートとは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートをフル・オーケストラが映画全編上映に合わせて生演奏するもので、映画をライブ感覚で楽しめるエンターテイメント。劇場版「銀河鉄道999」の音楽は、青木望作曲、子供のころからクラシックが大好きであったという松本零士がリクエストした叙情的なバイオリンの旋律が印象深く作品を彩る。主題歌はTVやCMでもお馴染みの「銀河鉄道999 / THE GALAXY EXPRESS 999」。松本零士は、過去のインタビューで「音楽は映像中の人物の体を支えて一緒に立ち上がってくる。映画『銀河鉄道999』では、それが実現できました」と語った。指揮:栗田博文のもと、九州交響楽団(北九州公演)、東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)が大スクリーンでの映画全編上映に合わせて生演奏でお届けする。
「『限りある命だからこそ頑張り、歯を食いしばって、成し遂げるぞという強い志を持ち続けよう』というのがメッセージです。1つの私の思いの物語は、まだ終着駅には着きません。始発駅に戻ることもない。『999』同様、私の旅にも終わりはないのです。」と語った松本零士。
いま、万感の想いを込めて、汽笛が鳴る
いま、万感の想いを込めて、汽車が行く
一つの旅はおわり、また新しい旅が始まる
大スクリーンに映える壮大なスペースファンタジーとオーケストラの生演奏が引き起こすシネマ・コンサートならではの感動体験、世界的漫画家:松本零士さんが描き示してくれた世界を、シネマ・コンサートで、“時の輪の接する”会場で、ご体感ください。
上映作品『劇場版 銀河鉄道999』(1979年公開)
「銀河鉄道999」最初の劇場用長編。SFアニメブームを巻き起こした、日本アニメ史に残る珠玉の名作。身体を機械に変えることで人間が永遠の命を手にした未来。機械の身体を買うことができない鉄郎は、機械の身体をタダでくれる星へ向かう銀河超特急999号に憧れていた。やがて母を機械伯爵に奪われた鉄郎は、謎の美女メーテルから999号のパスをもらい、ともに地球を旅立つ。旅の中のアンタレスや女海賊エメラルダス、キャプテン・ハーロックとその親友大山トチローとの出会いによって、鉄郎はたくましく成長していった。しかし、999号の最終駅には・・・。
上演時間 2時間40分(休憩20分含む)
製作 | 東映アニメーション |
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配給 | 東映 |
企画・原作・構成 | 松本零士 |
製作総指揮 | 今田智憲 |
企画 | 有賀 健・高見義雄 |
脚本 | 石森史郎 |
監修 | 市川 崑 |
監督 | りんたろう |
作画監督 | 小松原一男 |
美術 | 椋尾 篁・窪田忠雄 |
音楽 | 青木 望 |
【声の出演】 | |
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星野鉄郎 | 野沢雅子 |
メーテル | 池田昌子 |
クレア | 麻上洋子 |
車掌 | 肝付兼太 |
キャプテン・ハーロック | 井上真樹夫 |
クイーン・エメラルダス | 田島令子 |
大山トチロー | 富山 敬 |
プロメシューム | 来宮良子 |
ナレーター | 城 達也 |
主題歌 『銀河鉄道999 / THE GALAXY EXPRESS 999』
挿入歌 『テイキング・オフ! / TAKING OFF!』 / ゴダイゴ
※全席指定・税込
※3歳未満のお子様のご入場はお断りさせて頂きます。
公演に関するお問合せ
【北九州】
キョードー西日本 0570-09-2424
(平日・土曜11:00-15:00)
【東京】
ディスクガレージ https://info.diskgarage.com/
プレイガイド
ローソンチケット | https://l-tike.com/999/
※ローソンチケットではピクチャーチケット受付も有り(〜7/22(土)23:59まで)。 先着受付のため、予定枚数に達し次第、受付終了となります。 |
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チケットぴあ | https://w.pia.jp/t/galaxyexpress999/ |
イープラス | https://eplus.jp/999/ |
楽天チケット | http://r-t.jp/999/ |
北九州ソレイユホール *北九州公演のみ |
ソレイユホール事務所窓口 電話申込 093-592-5405(9:00〜18:00/休館日を除く) |
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スペシャル・ゲスト
タケカワユキヒデ
1952年10月22日埼玉生まれ。音大教授の父を持ち、5歳からバイオリン、10歳から作曲を始める。1975年、東京外国語大学在学中に全曲英語詞のアルバム「走り去るロマン」でソロアーティストとしてデビュー。翌76年にゴダイゴ結成。ボーカルと作曲を担当し「ガンダーラ」「モンキーマジック」「銀河鉄道999」「ビューティフルネーム」など、数多くのヒット曲を生む。80年代以降もヒットメーカーとして、アーティストへの楽曲提供や、映画音楽にCMソング・主題歌等を数多く手掛ける。現在は音楽活動の他、エッセイなどの執筆活動、テレビ・ラジオ番組への出演や講演・コンサート活動と幅広く活躍中。2006年には結成30周年を機にゴダイゴも恒久的再始動を宣言する。詳しくはオフィシャルHP https://www.takekawayukihide.com/
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指揮
栗田博文
1988年第23回東京国際音楽コンクール指揮部門において第1位、翌年国内主要オーケストラを指揮しデビュー。1989年に渡欧。同年、第1回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールに入賞。1995年第1回シベリウス国際指揮者コンクールの最高位に輝く。同年、フィンランド放送交響楽団より招かれ、ヨーロッパデビューを果たす。古典から現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、様々なジャンルとのコラボレーションも積極的に行う。国立音楽大学客員教授。 栗田博文ブログ http://hirofumi-kurita.com/
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8/26(北九州公演)管弦楽
九州交響楽団
1953年創立。九州の音楽界をリードするプロのオーケストラとして、アクロス福岡での定期演奏会をはじめ、天神でクラシック、名曲・午後のオーケストラの自主公演の他、青少年向けのコンサート、オペラやバレエ、合唱との共演、ファミリーコンサートなど、福岡県を中心に九州各地で年間約150回の演奏活動を行っている。2013年小泉和裕が音楽監督に就任。これまでに福岡市文化賞、西日本文化賞、文部大臣地域文化功労賞、福岡県文化賞を受賞。東京2020オリンピック競技大会閉会式のアトラクション用楽曲に、九州交響楽団演奏の『武満徹/「波の盆」』が使用された。
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8/31(東京公演)管弦楽
東京フィルハーモニー交響楽団
1911年創立、日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ。自主公演の他、新国立劇場他でのオペラ・バレエ演奏、NHK他における放送演奏で高水準の演奏活動を展開。海外公演も積極的に行い、高い注目を集める。1989年よりBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を締結。文京区、千葉市、軽井沢町、長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。https://www.tpo.or.jp/
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8/26(北九州公演)女性ヴォーカル
綿引さやか
2013年「レ・ミゼラブル」にてアンサンブルからエポニーヌ役に抜擢。2018年ロサンゼルス・Hollywood Bowlで開催された「Beauty and the Beast in concert」へ唯一の日本人として抜擢され、さらに翌年開催されたコンサート「THE LITTLE MERMAID AN IMMERSIVE LIVE-TO-FILM CONCERT EXPERIENCE」にもオファーを受け出演。Hollywood Bowlのステージに2年連続で出演したのは日本人初。また、南アフリカの日本大使公邸で行われたコンサートや、スウェーデン国王・王妃両陛下の前で歌唱を務めるなど、海外へも活躍の場を広げている。主な出演作は「ジャージー・ボーイズ」「Beautiful」「リトル・マーメイド」「BARNUM」「ソーホー・シンダーズ」「太平洋序曲」など、多数。
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8/31(東京公演)女性ヴォーカル
小此木麻里
6歳で子役デビュー。舞台やコンサートを中心に活動。主な出演作品に、TBS「渡る世間は鬼ばかり」野々下ミカ役、TEAM NACS「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」由美子役、「ミュージカル手紙 2017」白石由実子役、「ジャージー・ボーイズ」ロレイン役や、ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」ラプンツェル役歌唱吹き替え、「シュガーラッシュ:オンライン」アリエル役吹き替え、Disney+独占配信「魔法にかけられて2」ナンシー役歌唱吹き替え、等。角松敏生氏のアルバム「東京少年少女」の〝It's So Far Away〟でデュエットを果たし、ツアーやアルバムにもバックボーカルで参加。
シネマ・コンサート(シネオケ®)とは…
“大スクリーンでの映画全編上映×オーケストラ生演奏による音楽”でお届けする新たなスタイルのコンサートが「シネマ・コンサート(シネオケ(R))」。音声やセリフ、効果音はそのままに、劇中に流れる音楽パートをオーケストラが大スクリーンでの映画全編上映に合わせて生演奏する、映画をライブ感覚で体感できる最も贅沢な映画鑑賞スタイル。映像・音楽の迫力は、臨場感を増幅させ、記憶に残る名シーン・登場人物の心理模様までもがより鮮やかに響いてきます。大迫力の映像と音楽が新たな感動体験を呼ぶと公演を重ねるごとに多くのファンを築いています。ヨーロッパやアメリカで人気を博し、日本では『ゴッドファーザー』『スター・ウォーズ シリーズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『E.T.』『インディ・ジョーンズ』『ハリー・ポッター シリーズ』『タイタニック』『ラ・ラ・ランド』『砂の器』『鉄道院(ぽっぽや)』『ルパン三世 カリオストロの城』など、珠玉の名作が上演されてきました。